去年、突如、髪をショートにしたい衝動に駆られた。
記憶だと、多分、小学校低学年以来。
それから数十年、面倒くさがりな私は、切っても、たいてい一つに結べる長さにしてきた。
これも、「原点に戻ろう」と思っていたからなのかも知れない。
それまでも、何回かショートにしたいな~と思うことはあったけれど、回りの反応を想像すると、ためらいが生じた。
今になれば、なんてことないのに、当時の私は、回りの反応が怖かった。
なんと言うか、・・・意地悪な人や、噂話であることないこと広げる人がいると、完全に面倒くさい(ーー;)そのネタにされるのも想像ついて、結局いつものパターンに落ち着いてた。
でも、去年は違った!!
「他人にどう思われるかより、自分のやりたいことを叶えてあげよう」
そう思って踏み出した、小さな1歩。(^▽^)
誰を巻き込む訳でも、迷惑かける訳でもない。
そもそも、他人がどう髪型を変えようが、最初は反応しても、大して興味ないよね(笑)
実際やってみたら、美容師さんにも「思い切りますね~!!」とビックリされ、家族には「おぉ~!!誰?(゜Д゜)」みたいなことを言われ(笑)、友達の一人は近くにいっても気づかず(笑)職場の人もお客さんも、面白いくらいビックリしてた(笑)
常連のおばあちゃんは、しゃがみこんで作業する私の後ろに回り込み、私のうなじ辺りを触って「めんこいごだぁ~」って(「可愛い」という方言です)挨拶代わりのニコニコ顔(^o^)
まさかこの歳で言われるなんて思わなかったけど(^▽^;)
回りの反応は、ただただ面白かった。笑
普段話しかけてこないお客さんですら、話しかけてきて・・・でも、全然、誰も嫌な感じはなかった。(^^)
何より、私の気分が良かった♪(*^_^*)
もしかしたら、それが回りに伝わったのかな?
で、今年は、前髪を作ろうと思った!
前髪も、多分10年以上作ってなかったと思う。
いつも分けてるから、洗って髪を乾かしても、自然と左右に分かれてしまう位、癖づいてた。
いざ美容室へ。
その旨を伝えると、その日担当してくれた美容師さんの表情は曇り・・・
「これだけ癖づいてるから、難しいと思いますよ」とのこと。
・・・お店は混雑してて、待ち時間も長いし、私の面倒くさがりな部分も発動して、結局、希望した前髪は作られず、仕上げられたヘアスタイルを見て、私は内心ガッカリした(´・ω・`)
その美容師さんは、多分ベテランだろうし、本心から良かれと思って仕上げてくれたのも分かった。
ただ単に、私とこの美容師さんの好みやセンスが違うだけで、誰も悪くない。
何より時間もかかったし、疲れたのでそのまま会計へ。
でも私は、帰りの車の中でモヤモヤする気持ちと葛藤していた。(・_・)
どうする?他の美容室に行って前髪だけ切ってもらう?
それとも、美容師さんのアドバイス通り、前髪は作らないでこのままで行く?
う~ん・・・。どっちもモヤモヤする~!!!(=_=)
「あっ!そうだ!自分で切れば良いじゃん!!(・∀・)」
前髪くらいだったら何とかなるだろう。失敗しても自分でやったんだから責任は自分にあるし。
何より私がそうしたい!!!
で、100均でハサミを買って、家でジョキジョキ、前髪カット。
うん。確かに自然に分かれちゃう。髪を洗って乾かしても、左右に分かれた。
でも、それも1週間位。
今ではすっかり落ち着いたよ(^O^)v
ただね・・・。
こんだけ葛藤して作った前髪には、誰も気づかなかった~!!!(T_T)
「髪切ったね~」で終わり。なので自己申告する始末(笑)
でもまあ、こういう一見些細な心の声を聞いて実現すると、今までになかった面白いこともあるんだな~って実感した。
何より、
小さな事でも、自分の願いを叶えてあげるって、気分が良いね♪(^^)