人は、自分に「当てはまっている」と思っている言葉に反応するらしい。
例えば、背の小さい人に「チビ」って言えば、その人は自分のことかと思って反応するかも知れないけど、「ノッポの大木」とか言っても、自分のこととは思わないだろう。
例えば、太ってる人に「デブ」って言えば、その人は自分のことかと思って反応するかも知れないけど、「ガリガリのガイコツ」とか言っても、自分のこととは思わないだろう。
で、仮に、自分に悪口を言われたと思って傷ついて、そんな自分が嫌いだってなった時。
何で傷つくのかな?
ってふと思った。
ちょっと違和感を感じたので、心の奥に潜って感情追求。
もし、本当に嫌いな人が悪口を言われていたら、傷つく?
私は、正直「ざまーみろ」くらいは思うかも知れない。(・∀・)
でも、多分すぐ、どうでも良くなる。興味ない。冷たい?笑
傷つくのはさ、「大事」だと思ってるからじゃないかな。
「大事」な物が傷つけられたから悲しいんだよね。
「大事」な物が傷つけられたから許せないんだよね。
「大事」な物が傷つけられたから落ち込むんだよね。
「大事」な物が傷つけられたから反発したくなるんだよね。
何かに傷ついたときは、それはつまり
自分が自分を「大事」に思ってる証なんじゃないかな。
本当に自分が嫌いなら、悪口言われても傷つかないよ、きっと。
本当に自分が嫌いなら、悪口言われてもどうでもよくて、他人事のように平然としてられるよ、きっと。
本当に自分が嫌いなら、どんな酷い状況でも病んだりしないし、引きこもったりもしないよ、きっと。
「○○だから自分が嫌い。」
この○○は、誰の声で、誰の価値観?何の情報?
そう思うか思わないかは自分次第だよ。
そして、どうなりたいか、どう在りたいかを決めるのも、その為にどうすれば良いか、
探すのも選ぶのも自分自身だよ。
いつだって、どんな自分だって、
自分だけは、大事に思ってるんじゃないかな。